写真は、我が家のプテラポゴン・カウデルニーです。我が家の旅行中に大変な目に遭わされたこの子ですが、すっかり元気になってくれました。数日前から娘がこの子を見て騒いでいて、「絶対に赤ちゃんがいるに違いない!」というのです。
娘の主張
餌を食べなくなった
魚たちの餌やりは娘の当番です。朝と夜に魚たちの食べっぷりを見ながら、あげる餌の量を調整してくれています。
娘が変化に気づいたきっかけは、プテラポゴン・カウデルニーの1匹が餌を食べなくなったことだったそうです。
「なんか様子が変だ。」と娘がさっそくググると、それは「繁殖の兆候」と書かれているというのです。
プテラポゴン・カウデルニーの習性
卵をオスが口の中で育てる、いわゆるマウスブリーダーです(最近まで知りませんでしたが、、、)。その間、オスはご飯を食べません。何と自己犠牲的な習性なのでしょう。卵を口の中で孵化させて、ある程度育てて吐き出すのだそうです。確かに、口が少し膨らんでいる気もするけど、、、もともとこんな口じゃなかったっけ?とまだ半信半疑です。
魚を繁殖させることなど微塵も想像していなかったため、自分の飼っている魚の繁殖の習性など何も気にしていませんでした。
娘の主張の検証
餌やりを何度か観察してみた
私も餌やりに何度か立ち会いました。「実は食べちゃったりして。」と思いながら観察しましたが、確かに食べません。
いつもより長時間観察してみた
英語学習の休憩の合間にずっと、口先だけを見つめてみました。
ペアのメスの方はのんびりした様子で、時に大口を開けます。餌やりのときも水槽の誰よりも早く餌にダッシュし、餌をパクついています。
ところがオスの方は、モゾモゾと口を動かしているものの、大きく口を開けることはありません。何か中にあるのか無いのかよくわからないのです。
ずっと見つめていると、口の中に白いものがあるのを確認できました。卵が口の中にあると考えて間違いなさそうです。
繁殖の兆候に気づく前は、「離れて泳いでいて、ペアなのに仲良くなさそうに見えるなー。」と思っていたのですが、思い込みでしょうか、2匹が寄り添って泳いでいる光景が増えたように見えます。
これからどうなるの?
うちのプテラポゴン・カウデルニーは5月に水槽に入れたばかりで、大きく育ちきっていません。その口で孵化まで耐えられるものなのでしょうか?何しろこちらは初体験なので、まったく想像できません。
インターネットでググると、オスを隔離して子供たちを育てる取り組みをされる方もいらっしゃるようです。「口から30匹以上吐き出した。」という記録も見られました。
娘がこの状態に気づいて3日程度経過しました。口から吐き出すまで1週間という記録もあれば20日という記録もあります。餌を食べない状態を見るのが可愛そうなので、「早く吐き出して餌を食べなさい。」と言いたいところですが、ここは自然に任せて見守りたいと思います。
私は遅い時間までリビングで過ごすことが多く、時にそのままソファーで寝てしまいます。この件が発覚して以来、「魚に悪いから電気をちゃんと消して。」と娘に厳しい指導を受けています、、、。
そういう意味でも、早く決着を見たいかな、、、。
どうなるかはわかりませんが、頑張れ!!プテラポゴン・カウデルニー