TOEIC 800点を取れた時に役立ってくれた本(リスニング)

こんにちはGaroです。約1年程度でTOEIC800点を取れた時に使った教材を紹介しています。「金フレ」→「文法特急」→「入門特急600点」ここまで3ヶ月くらいです。ここから、誰もが薦める公式問題集に行こうと思ったのですが、本屋で見てみて、『敷居が高い。まだ自分には早い。』と思い知らされました。そして選んだのはこの本です。

世界一わかりやすいTOEICテストの授業 [part1-4 リスニング]

  • 著者   関 正生
  • 出版   ㈱KADOKAWA
  • ページ数 285ページ

この本が対象としているのはこのくらいの水準の学習者です。

  • TOEICスコア600〜700点越えを狙っている入門〜初心者
  • 800点以上を狙っているが、知識やスキルのスキマを埋めたい中〜上級者

自分の英語学習の段階的にも、レベル的にも、丁度よいタイミングでこの本をチョイスできました。入門特急600点レベルを押さえつつ、公式問題集等の実践型問題集までのつなぎとなってくれる教材でした。

管理人は、この本を狂ったように音読しました。というか、英語学習者には当たり前なのかもしれませんが、音読の回数を繰り返せば繰り返すほど、力が付いてくるということを本当に実感できた本です。

この本のおすすめポイント

世界一わかりやすい著者が書いた本

関先生といえば、英語界の大先生。著書に『世界一わかりやすい』なんて、余程の自信が無ければ付けられません。本当に自信を持って世に送った本なのでしょう。

確かに、この本は、ユーザー目線で作られていますので、『わからない。』というストレスを感じることは少なかったように思います。

各章が、

  • Part●はこんな問題
  • Part●の定説を斬る
  • Part●徹底攻略
  • そして演習

という構成で作られています。説明も優しい表現でまとめられており、全くの初心者でなければ、この教材についていけるのではないかと思います。

演習問題が良問

この本を繰り返し音読したおかげで、実践型の問題集に取り組めるだけの力が付いたということは、この教材がTOEICの傾向をしっかり踏まえた教材であることの証左だと思います。この本は1ヶ月くらい繰り返し繰り返し、音読しまくりましたが、久しぶりに手にしてみると、やはり良い教材だったなーと実感します。

管理人はTOEICをお休みしていますが、再開するときは、この本は軽く2〜3周するかもしれないと思える良本です。

この本の教え

この本は解説集ではなく、演習本です。繰り返し音読しまくって自分の血肉にすることが必要なのですが、先生の教えが身に沁みます。

伸びない原因は復習のやり方

多くの人を教えてきて、伸びない人には「復習のやり方」と「回数」に大きな問題があると著者は述べます。真理です。

きっちり「読める」ようにする

「読んでもわからないのに、聞いてわかるわけがない。」

はい、その通りです。

復習の回数が足りない

問題の解き直しは「5回」必要。そのくらいやり切ることが明日につながります。

この本との関わり方

この本の英語がしっかり聞き取れるまで、ずっと多聴・音読を繰り返しましょう。繰り返す前に、意味を理解することが重要です。

『理解して、聞き取れるようになるまで音読を繰り返す。』これが、英語学習の初期にはとても辛いです。

管理人は、1問50回ぐらいはざらに音読しました。それでも聞き取れない問題はその倍はやったかもしれません。

野球の素振りとか、ピアノのバイエルとか、根っこは同じだと思うのです。基本を繰り返し繰り返し続けるうちに、自然とできるようになります。一つできるようになれば、もう少し上のレベルを求めて頑張れる、、、英語でもスポーツでも楽器でも同じ原理なのではないでしょうか。

ですから、正しい方法で継続できれば結果は必ず出ます。時間差はあるかもしれませんが、必ず出ます。短期間で結果を出そうと思えば、優先的に自分の時間を使えば良いのですから。

管理人も英語学習中で偉そうなことは言えません。一緒にがんばりましょう。

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