こんにはGaroです。約1年程度でTOEIC800点を取れた時に使った教材を紹介しています。『金フレ』→『文法特急』→『入門特急600点』→『世界一わかりやすいTOEIC授業(リスニング)』→『世界一わかりやすいTOEIC授業(読解)』ここまでで5ヶ月弱だったと思います。ここから公式問題集へ向かう予定でしたが、ちょっと寄り道しました。
毎日の英文法
- 毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる
- James M Vardaman (著)
- 朝日新聞出版社
TOEICの勉強に邁進していた最中、急にオーストラリアに行かなければならなくなりました。それも、2週間くらい前に決まってバタバタ準備をしなければならないような日程でした。
急場の学習で間に合うはずがないのに、せっかくだからと、TOEICの勉強を中断し、悪あがきしようと『キクタン(海外旅行編)』と『毎日の英文法』を買いました。
急に決まってドタバタしたものの、中断された期間が短くて済んだ分、結果的に後のリカバーができたのは、本当に良かったです。
『キクタン(海外旅行編)』は1週間くらいみっちりやった程度でしたので、周回も限られており、今となれば、ほとんど血肉として残っていないかもしれません。
ところが、オーストラリアのお供に持っていったこの本と長い付き合いになるとは、当時思ってみませんでした。
この本の何がすごいのか
話すための英文法を学ぶための教材です
声に出す練習をしなければ、絶対に英語は話せるようにならないと、著者は言い切ります。この本は、声に出す入門レベルの書として最適なのです。
ネイティブがリアルに使うフレーズのみ使用されていると豪語していますので、内容に安心して取り組めます。
私はこれをどのように使ったかというと、音読を繰り返したというのもあったのですが、シャドーイングに使っていました。文が短いので、シャドーイングの練習初期にとても役に立ってくれました。
文章自体は短いですし、難しい文法もほとんどありません。英語を英語のまま頭に取り入れていく訓練ができる本です。もっと噛み砕くと、「英語を聞く」→「頭で和訳する」→「意味を認識する」というステップの「頭で和訳する」を省略または高速化する訓練ができる本だと勝手に決めつけています。
この本を頑張るとヒアリング力がつく
騙されたと思って、この本に書いてある勉強法通り、音読を繰り返してみて下さい。私は5周位と通勤時間を使ってこの本のシャドーイングをしました。
教材の順番が良かっただけなのかもしれませんが、この本を周回したことで、ヒアリング力がぐっと上がりました。英語のつかまえ方が早くなったような気がします。易しい内容を繰り返したほうが良いと、確信ができたのもこの本のおかげです。
完璧にしようとすれば、何十周もかかると思われます。TOEICを考えるならば、5周程度で一旦離脱しましょう。時間を使っても1ヶ月程度でしょうか。
それだけでは終わらない
またこの本を手にしています
今度は瞬間英作文の本として使っています。この本を全てAnkiに入力し、周回を繰り返しています。前回周回した時は、英語を英語のまま取り入れる訓練でしたが、この本の英文・和訳を使い、和訳から瞬時に英語で話すという訓練をしています。
瞬間英作文には英文の怪しいもののもあるのですが、この本はそこに不安がないため、「こんな言い回しするのかな」と思う迷いがありません。
Ankiのデータでは、習熟率がまだ8割程度ですので、もう少し完成度を上げないといけないところです。
余談 オーストラリアとその後
付け焼き刃の準備でしたので、オーストラリアでは英語は全く通用しませんでした。数ヶ月勉強しているにもかかわらず、片言すらままならない現実は本当に悔しかったです。同行者がペラペラ話しているのを見るとなおさらです。英語学習中に英語圏に行って、こういう悔しい思いをしてきたということも、次のポジティブな動機につながったと思います。いつかリベンジしたいものです。