英語学習1年目 TOEIC800点突破までの道のり

こんにちはGaroです。2017年春から英語を勉強しています。現在、2年が経過しており、使える英語とは何なのか、放浪する日々が続いています。1年目は、TOEICを中心に勉強し、運良く1回目のチャレンジで800点を突破しました。点数を取るための勉強で英語学習に程遠かったなぁと反省はありますが、800点を取るまでの過程を振り返ってみたいと思います。

なぜ英語だったのか

英語学習に取り組む前に、私は趣味でDTM(PCで作曲)の勉強をしていました。使っているソフト・機材が海外モノで、私は全くの素人だから親切なガイドが欲しいのに、詳しく知ろうとすると「英語の説明しか無くて詳細がわからない」ということが続き、DTMの勉強を挫折しかけていました。

また、趣味でやっていたロックバンドにもマンネリ感が生まれ、自分のギターの腕前も一定レベルから向上していませんでした。そこからもう一段腕を上げるには、膨大な情熱と練習時間を必要としていました。ギターを弾くことが、楽しいことから苦痛になりかけていたのです。

また、仕事では、将来的に今のスキルだけで食っていけるのか?という危機感があり、自分に何か付加価値を付けなければ、と勉強するものを探していたのです。そんな時にTOEICの初心者向けの通信講座が目に入り、軽い気持ちで初めてみました。

学習初期

最初は軽い気持ちでした。『2〜3年もあれば何とかなるっしょ。』

もしあの頃に戻れるのなら、本当に英語でいいのか再検討させたいくらい、英語道の道のりは険しいと実感しています。英語をある程度マスターするために使う時間は、他の資格試験取得までにかかる時間と匹敵するかもしれません。そのくらい時間を使う覚悟がいると思います。

初めに手を付けた通信講座が見事に自分に合わず、初期の頃は、とにかくググっていました。何を勉強すれば良いのか、情報が溢れすぎていて混乱しましたが、多くのサイトが親切にも色々教えてくれました。

極論すると、TOEIC公式問題集を繰り返し繰り返し解けば、ある程度の点数が取れる試験なのですが、最初からそこに行き着ければ苦労はしないですよね。公式問題集を理解できるまでのレベルには自分で到達しなければならない訳で、その途中でギブアップしてしまう方が多いのではないでしょうか。

正解は無いと思いますし、人それぞれだと思いますが、私は運良く短期間でそこに到達できました。

どんな順番で勉強した?

2017年4月、初級の通信講座を開始(470点コース)

本当に簡単な単語帳から初められたことは、3日坊主にならずに済んだ最大の理由かもしれません。本当にその頃は、例えば、believe だったっけ? beleive だったっけ?ぐらいの本当にビギナーでしたから。単語も手書きで覚えようとしていたのです。

2017年6月、通信講座を見切り、教材を購入「 金のフレーズ」から着手

この本を1冊頑張りきれたことが、次につながったと本当に思います。しかし、本当に最初は辛かったです。今でも、ゴリゴリ覚えていくのは辛いと感じますが、何度も繰り返してきましたので、「続ければ何とかなるよ。」自分にそう言い聞かせています。

2017年7月、「成川英文法」「文法特急1」をやり込む

文法特急を周回するために、朝の5時起きが習慣になりました。子供のイベントにも持っていって、イベントそっちのけで勉強したのが懐かしい思い出です。

『成川の「なぜ」がわかる英文法』は、英語の入り口からの学び直しの役に立ってくれました。本当なら、もっと文法書で勉強すべきだったのでしょうが、問題を解きながら問題に必要な文法だけを理解していきました。

2017年8月、「文法特急2」と「入門600点特急」に取り組む

文法特急2も周回しましたが、文法特急1の半分くらいしかできなかったです。そろそろ次のステージに行きたいとウズウズしていました。

2017年8月後半から9月にかけて、「世界一わかりやすい」2冊で分野強化

分野強化の教材として「究極のゼミ」シリーズも人気があります。私もこのシリーズを電子書籍版で全シリーズ持っています。セールでかなり安く売られていた時があって、飛びついてしまったのですが、結局手を付けていません。こっちの方が、初心者向きに見えたので、簡単そうな方で頑張ろうと思った次第です。

2017年10月、「毎日の英文法」

急に決まったオーストラリア行きのため寄り道でこの本に取り組んだのですが、結果的にこの過程は自分にとってプラスに働いたのではないかと思います。TOEIC受験後、その時の教材は全て本棚で眠っていますが、この本だけが今でも現役として活躍しています。

2017年11月から試験まで、ひたすら公式問題集 最後に「出る1000問」

時間はあまりありませんでしたが、1模試ごと自分なりに仕上げるつもりで取り組みました。模試のヒアリングはイヤホンを使わず、本番を想定してスマホで音声を流していました。当時、家族の物音でリスニングが遮られると不機嫌になっていました。反省します。ごめんなさい。最後の2週間くらいは、悪あがきで「出る1000問」に取り組んでみましたが、仕上げるには程遠かったと思います。

最後に

この頃の平均的な勉強時間は、

  • 平日行き帰りのヒアリング 1時間
  • 平日の早起き       1時間
  • 帰って夜の勉強      2時間

これで平日の勉強時間は1日4時間くらいでした。これに土日で15時間くらいは確保できていたので、周35時間くらいは英語に充てていました。短期間で仕上げていこうとすると、初心者で不器用な自分にはこのくらいの時間が必要でした。6月から本格的にTOEICに進みましたが、1,000時間くらいは使っていると思います。

今でも、これだけ時間を勉強できているかと言えば、半分に近いかもしれません。息切れしました。全力投球はそう長いこと続きません。頑張るなら短期決戦のつもりで、自由に使える時間を全てつぎ込むくらいで取り組んだほうが、努力の報われるTOEICに向いた勉強法なのではないでしょうか。

これ以降、私はTOEICをお休みして、好き勝手に英語学習を続けています。好き勝手というのが、1年暮らしてみるとわかりますが、緊張感がありません。テストのための勉強に染まるのも嫌ですが、緊張感の無いのは、、、。というジレンマもあります。

これも多分、実力が伴っていないからなのだと思います。実力があれば、そんなこと考えないでしょうから。

ダラダラとここまでお読み下さりありがとうございます。2年目以降の取り組みは、またの機会に書いてみようと思います。

私も学習途上で偉そうなことは言えません。一緒にがんばりましょう。

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