自分の英語歴を振り返って
私も、中学1年生のとき、英語でつまづきました。それを救ってくれたのは、なぜか貧乏な我が家にあった、ブリタニカの英語教材です。
私が小さい頃、訪問販売の話のうまいおじさんのトークに負けて、ウチの両親が買わされた教材でしたが、4人兄弟のだれも使うことなく放置されていたのです。
中学1年生の夏休みでした。藁にもすがる思いで、その教材の一部を試してみました。確か、子供向けの簡単な絵本で、30冊くらいあったかと思います。昔の音源はカセットでしたので、それを一つ一つ聞いていったのです。
するとどうでしょう。たった、1ヶ月で、何となく中学生レベルの英語がわかるようになりました。あくまで、感覚的にというレベルです。
それ以降、大学入試を迎えるまでは、英語を勉強することはありませんでした。文法も単語もよくわかっていませんが、何となく意味をつかむことだけはできていたのです。
この体験より、英語を克服しようとすると、一定期間、耳から大量にインプットした方がいいと確信のように思っています。
長男が英語がわからないと言ったとき
やはり血筋でしょう。私の息子も出来が悪い方ではありませんが、中学1年生で英語がわからないと言い始めました。自分の実体験がありましたので、何が役に立つ教材なのか、自分なりに検討をしました。
結論から言えば、その教材をこなす素養が息子にあって、何とか頑張った結果、今は英語は得意科目となっており、心配ないレベルに到達しています。
しかし、その教材を選んだのは、私が英語の勉強を始める前であり、今ならひょっとしたら別の教材をチョイスしていたかもしれません。無知の選択がたまたまラッキーに働いたのかもしれないと考えています。
息子にさせたのは、現在私が取り組んでいるような瞬間英作文系の教材でした。今、私が取り組んでもいいレベルのものです。わからない単語も当時いっぱいあったようですが、それを耐えて1冊仕上げたことが息子の英語力の土台になったようです。
娘が英語が苦手と言い出した、、、
これも血筋でしょう。息子と2歳離れた娘も、「英語、わかんない」と言い始めました。当然、前回の成功をそのまま踏襲しようとしたのですが、どうも中学1年生には難しいらしく、娘は兄ちゃんがやり遂げた教材を続けることができませんでした。
そこで、私が提案したのが、NHKラジオ英語講座の「基礎英語1」です。
この講座、なめてはいけません。超初心者向けに作られていますが、1年経つうちに、かなりのレベルまで上げてきます。瞬間英作文の教材にしたいくらいです。
構成も簡単で、繰り返し説明してくれるので、英語にコンプレックスを持ち始めた娘の苦手意識を取り除くことに一役買ってくれています。やはり、自分のレベルに合った興味を持てる題材を耳から取り入れるということは、英語学習の基本なのかもしれません。
目下の悩みは、娘がガツガツやってくれないところですかね、、、。もうちょっとやれば突き抜けるのに、とお父さんは思ってしまいます。
英語学習を再開してよかったこと
まず、自分の姿勢を見せられることが一番と思います。「お父さんが勉強しているから、自分もしなきゃな、、、」と机に向かってくれているように思えます。
また、英語に関しては、自信を持って教えられるというのは大きいです。数学はとても怪しいし、解けないことも多いですが(汗)
現在高校生になったばかりの息子に、どういう順番で英語を勉強していったらよいか、教えることはできます。なかなか、いうことを聞きませんが、、、。
まとめ
子供が「苦手だ、、、」と言い出したときに、素早く手を打つことが大事です。
子供のレベルに合った手段を見つけてあげるのは親の役割なのではないでしょうか。
また、教材を与えっぱなしにするのではなく、起動にのるまでは一緒にするとか、子供を導く姿勢も必要かと思います。英語はトレーニングですから、トレーニングをこなせば苦手意識は消えていきます。
少なくとも、英語だけは子供に追い越されないよう頑張ります!!