こんにちはGaroです。小さな水槽で、カクレクマノミとプテラポゴン・カウデルニーのつがい等を飼っています。昨日、驚きのシーンを見てしまったので、久しぶりに記録に残しました。
プテラポゴン・カウデルニー
写真に写っている、黒の縦線が入った海水魚です。カクレクマノミとの混泳に向いた魚として有名です。お食事タイムを除いては、いつもふわふわ浮かんでいて、気性の穏やかな魚です。
この魚ですが、オスが口の中で卵を孵す「マウスブリーダー」としての特徴も持っています。卵が孵化するまで、オスはご飯を食べないらしいのです。
少し前に、オスが初めて卵を口に入れていたのを発見したのですが、その時は、オスがこらえ切れず、卵を吐き出してしまいました。
ご飯を食べれない姿を見るのも忍びなく、その時はその時で良かったのですが、、、。
昨日の出来事
私の奥さんが、水槽を見て言うのです。
『カウデルニー達の動きがいつもと違うね。』
魚たちを見てみると、確かに、いつもはベタベタしていないのに、とても寄り添って泳いでいるのです。
私の奥さん『なーんか、最近、お腹が大きいなーと思っていたの。』『ひょっとしたら、ひょっとして?』
珍しい泳ぎ方をしているので、二人で眺めていると、
メスのお腹の下から卵が出てきました。
流れ出るという感じはなく、お腹の下から透明なぶどうの房がぶら下がっている、という感じです。
びっくりしました。びっくりして、写真を取るのを忘れました(笑)
娘も家にいましたので、家族3人で『うぉー、スゲー、何じゃこりゃー。』と大騒ぎです。
その間、メスはオスの後を追い回していました。『アナタ、卵が出ましたの。』と言わんばかりです。傍から見ている我々には、オスが気づいているようには見えません。
『早く、気づいてあげなさい。』と見守ること5分くらいでしょうか、、、。
メスが体をターンした瞬間、卵の固まりが体から離れました。
オスの動きは素早かったです。ちゃんと気づいていたんですね。速攻で口の中に卵を入れました。魚たちの観察を始めて20分も経たなかっったと思います。あっという間の出来事でした。
この後どうなるの?
前回が初めての経験だったのですが、為すすべがありません。
ネットでは、無事に孵化させる方もいらっしゃるようです。
自然に任せたいと思います。餌やりのたびに、口を開けられないプテラポゴン・カウデルニーを見るのは、ちょっと可哀相なのですが、、、。
頑張れ!プテラポゴン・カウデルニー!