TOEIC step3 1冊集中の大切さを教えてくれた「文法特急」

こんにちは、やりなおし英語を初めて3年目のGaroです。学習1年目はTOEICを中心に勉強しました。TOEICは、公式問題集をやり込めば結果が出る「努力が報われ易い」試験だと思います。しかし、公式問題集はいきなり取り組めるほど簡単ではなく、ステップを踏む必要があります。自分のレベル・好みに合った教材に出会い、時間を掛ければ必ず結果が出ますので、自分を信じてトライしてみて下さい。自分の学習過程がひょっとしたら誰かの参考になるかと思い、振り返ってみました。

1年目の学習過程(私の場合)

  1. 簡単な通信講座(数ヶ月で止めたものの、薄い単語帳を覚える)
  2. 無謀にもTOEIC界で有名な教材を3冊同時に購入
  3. 上記3冊のうち、「金フレ」に集中して取り組み、1冊目をマスター
  4. 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業(読んだだけ)
  5. 今回はココです

文法特急とは

説明不要の超有名本です。1と2の2冊あります。

 
TOEICを受けるなら、絶対やってみて欲しい!
  • 1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急
  • 新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編
  • 朝日新聞出版
  • 花田 徹也 著

世の中には『文法特急』愛に溢れる方がたくさんいらっしゃって、私などより徹底してこの本を勉強されています。そんな方々に触発されて、私もこの本を何度も何度も繰り返しました。

オススメポイント

文庫本サイズである

サイズがコンパクトなのは、どこにでも持ち運ぶための重要な要素です。バックに忍ばせて、どこでもパッと開けて、片手で持てるというのは便利ですよね。

子供の部活の応援をしながら、ちょこちょこ勉強できる手軽さはとても助かりました。

問題量が丁度よい

問題数が少ないと感じるかもしれません。しかし、このくらいの量の方が何周もこの問題集を回す際に丁度よい分量だと思います。

解説が丁寧で実践的である

TOEICを知り尽くした著者が書かれた本ですので、とても分かり易く、実践的、そして読ませる面白さもあります。

音源がある

こんなにお手頃価格なのに、ダウンロード音源があります。文法を勉強しつつ、ヒアリングの練習もできてしまうという一粒で何度も美味しい教材です。コストパフォーマンス抜群です。

この本の勉強の仕方

 まず理解することです

しかし、1週目で完璧を求めないことをオススメします。5周くらいするうちにわかればいいやー、くらいの気楽な気持ちで始めないと、途中で心が折れてしまうかもしれません。大事なのは、どうしてその答えになるのか、腹落ちさせていくことだと思います。どんな教材でもそうなのですが、ココが辛いというか、キツイところです。でも、不思議なことに、周回を繰り返すと、少しづつ理解が進みます。何周しても理解できないところは、ネットで調べるとかすると、答えに行き着くことも多かったです。

そこからが本当の勝負です

理解が進むと、解説を読まなくても、答えを選べるようになります。ココからがこの教材の使いどころです。毎日一周しましょう。私は朝5時に起きて、毎日周回していました。覚えた答えを再現するのではなく、答えに至るプロセスを再現することを心がけていました。問題を秒殺していくトレーニングは、スピードを求められるTOEICには欠かせない練習です。

どのくらいで仕上がるの?

週末に始めたとして、土曜日・日曜日で2周づつ、翌週のウィークデーで2〜3周できれば、1週間後からは毎日1周できると思います。これを2週間もすれば、ほぼこの教材は1回目は仕上がると思います。通勤をされている方なら、通勤の間はこの本の音源を聴くと、更に効果がアップすると思います。

一冊仕上げると何が変わる?

文法問題は公式問題集に進めます

TOEICで結果を出そうと思えば、公式問題集を繰り返し解くことだと、自信を持って言えますが、本書を周回できる力がつけば、公式問題集のPART5に取り組めます。

私がTOEICの初受験に望んだ時に英文法で勉強したのは、これだけでした。

  1. 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業
  2. 文法特急2冊
  3. 公式問題集

リスニング・リーディングにつながります

リスニングもリーディングも同じものを「聴き取れるまで」「読み取れるまで」繰り返し「聴く」「音読する」「読む」ことが大事だと思います。

どんな教材を使っても良いとは思うのですが、どうせ徹底的に学習するなら、本書を頑張ることで、「リスニング」「リーディング」の力を上げることができます。

解法を覚えるだけではなく、本書の英文が「聴き取れるまで」、「読み取れるまで」徹底して取り組むと、得られるものは大きいと思います。

自分の自信につながります

比較的薄い本書ですが、噛めば噛むほど味があり、TOEICで必要なことをたくさん教えてくれます。

この本を「やり切った」と思えるほどに学習すれば、結構力がついたと感じられるはずです。

そして、それはそう難しいことではなく、繰り返せば繰り返すほど、実感が得られるはずです。

まとめ

ここまで来るのに、『金フレ』から初めて、頑張れば2ヶ月程度で到達します。この2冊を仕上げると、基礎力はついていると思いますので、今更引き下がることはないと思います。学習習慣も確立でき、次に何を学習しようかとモチベーションも上がります。

ここまでが、辛いのです。

ゴリゴリやらないと、たった2冊ですら仕上がりません。

とても辛い道のりですし、投げ出したくもなります。

しかし、続ければ、誰にでもチャンスがあります。たった2冊、真剣に取り組むだけで、視野が拡がると思います。間違いの無い教材ですので、是非、乗り越えてくれる仲間が増えたらいいなーと思います。

 
ここまでお読み下さりありがとうございました。
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