こんにちは、やりなおし英語を初めて3年目のGaroです。学習1年目はTOEICを中心に勉強しました。TOEICは、公式問題集をやり込めば結果が出る「努力が報われ易い」試験だと思います。しかし、公式問題集はいきなり取り組めるほど簡単ではなく、ステップを踏む必要があります。自分のレベル・好みに合った教材に出会い、時間を掛ければ必ず結果が出ますので、自分を信じてトライしてみて下さい。自分の学習過程がひょっとしたら誰かの参考になるかと思い、振り返ってみました。
1年目の学習過程(私の場合)
- 簡単な通信講座(数ヶ月で止めたものの、薄い単語帳を覚える)
- 無謀にもTOEIC界で有名な教材を3冊同時に購入
- 上記3冊のうち、「金フレ」に集中して取り組み、1冊目をマスター
- 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業(読んだだけ)
- 文法特急1&2
- 今回はココです
入門特急 取れる600とは
- TOEIC TEST 入門特急 取れる600点
- 朝日出版
- TEX加藤 著
地味に同じ本を繰り返し続けていた私は、そろそろ実践に臨みたいと考えるようになりました。その時に手にした本がコレです。
この本は正直、評価が分かれると思います。そもそも600点レベルに近い方は、この本を頑張るより、実践型の問題集に行ったほうが早いと思います。私は、とてもそのレベルにありませんでしたので、TOEICってどんなテストなの?という初歩的なところから、この本で学びました。
この本をやった方が良いと思われる方
- 公式問題集を眺めてみて、「無理!」と思った方
- TOEICの攻略本を読んだことの無い方
- タイトルどおり、「600点」を超えたい方
この本のおすすめポイント
- 各パートがどのようなものか教えてくれる
- 各パートの攻略法(勉強法)を教えてくれる
- TOEIC受験のテクニックを教えてくれる
- 問題が少ないので、すぐ終わらせることができる
この本への関わり方
TOEICってどんな試験?と教えてくれる本ですから、この本を繰り返し読み続けても、そう英語力が上がるわけではありません。しかし、TOEIC力に限って言えば、テクニック・心構えが満載ですので、とても役に立ちます。
この本の問題の量が少ないのも良いような気がします。繰り返すと物足りないとすぐに思いますので、この本からの卒業は早いです。もっと実践を積みたいと思わせてくれる本のレベルなので、初心者には丁度良いと思います。
私は、この本の後、各パートの強化に入りました。TOEICはTOEIC用の受験テクニックを身に着けたほうが点数が取れるのですが、テクニックについては、この本1冊で十分でした。
この本で勉強していた頃、「初受験では600点を超えたいなー。」と思っていました。当時の自分の英語力はそんなものだったのです。
TOEIC600点は壁なのかもしれませ。しかし、方法を間違えなければ、超えることはそう難しくないと自分の経験上からも言えます。金フレで単語を積み上げ、文法特急で文法を少し鍛えたら、ある程度学習習慣が付いているはずです。この本でTOEICのレベル感を知り・テクニックを磨くのもいいと思います。
ひとつだけ肝心なのは、この本だけで600点を取れると思わないことです。この本に書かれているように学習して、テクニックを使えば、600点を超えられるということなのです。
英語学習もやり直し3年目に突入し、全くゴールの見えない英語学習を続けておりますが、自分を慰めてくれるのは、「仕上げた教材」の数です。
一歩づつは前進していると思わせてくれます。
この本は問題量が少ないので、数回繰り返せば、「また一つ何かを仕上げた。」と思えることでしょう。この本を足掛かりに、分野強化へ踏み出しましょう。