TOEIC step2 英文法学習 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業

こんにちは、やりなおし英語を初めて3年目のGaroです。学習1年目はTOEICを中心に勉強しました。TOEICは、公式問題集をやり込めば結果が出る「努力が報われ易い」試験だと思います。しかし、公式問題集はいきなり取り組めるほど簡単ではなく、ステップを踏む必要があります。自分のレベル・好みに合った教材に出会い、時間を掛ければ必ず結果が出ますので、自分を信じてトライしてみて下さい。自分の学習過程がひょっとしたら誰かの参考になるかと思い、振り返ってみました。

1年目の学習過程(私の場合)

  1. 簡単な通信講座(数ヶ月で止めたものの、薄い単語帳を覚える)
  2. 無謀にもTOEIC界で有名な教材を3冊同時に購入
  3. 上記3冊のうち、「金フレ」に集中して取り組み、1冊目をマスター
  4. 今回はココです

英文法のやり直し

 
あれやこれやに手を出さず、コレと信じた教材を最後まで頑張ることが成功の秘訣だと思います

色々ありすぎて、どれを選んでよいのかわかりませんね。また、大学入試の時にしっかり英文法を学んだ方と、私のようにあんまり勉強しなかった方とでは、取り組む教材が違うと思います。

私の場合、「何となく意味がわかればいいやー。」で入試を乗り切ったため、英文法の基礎ができていませんでした。というか、今でもできているか怪しいものです。

英文法でいうと、「一億人の英文法」とか「EVERGREEN」とか、「ロイヤル英文法」等の分厚くて持っているだけで満足できる著名な参考書があります。

これらの参考書を網羅的に学習することは本当に重要だと思うのですが、TOEICで短期間に結果を出そうとすると、時間が足りないと思います。

オススメは、上記のようなレベルの高い参考書を意気込んで購入して挫折するより、自分に合った「簡単な」参考書を見つけることです。

私の場合はこの本でした

  • 成川の「なぜ」がわかる英文法の授業
  • 出版社 学研教育出版

「TOEIC」「英文法学習」でインターネットを探索していて、この本に出会いました。大学受験向けの本なのですが、相当初心者向きに解説されています。

本書が自分に合ったところ

サクッと読めた

本書は入門書ですので、これでもかと、わかり易く書かれています。とても良い本だと思ったので、自分が使った後、当時中3の息子に「これを読みなさい」とあげてしまった程です。

 
当時、高校受験で勉強中だった息子に「これは簡単すぎる」と言われました

TOEICで結果を求めているのであれば、サクッと読めることは重要だと思います。この本に書かれていることは『理解』できればいいので、『覚える』必要はありません。『ふーん、そういうことか。』と基礎的なことを腹落ちさせてくれる本です。どんなにゆっくり読んでも、土・日のお休みがある方なら完読できます。2周できるかもしれません。そのくらいの程よい分量です。

この本は何周もするような本ではなく、『どうだったけ?』と振り返る時に使うくらいです。英語学習の初期に活躍してくれて、やがて見ることがなくなります。

時制の理解が進んだ

『時制はわかっているようで、わかっていなかった。』とこの本を読んで気付かされました。本当の意味で時制を腹落ちさせてくれた本です。

  • 『✕』 現在形=現在のこと
  • 『◎』 現在形=いつも変わらないこと

このような感じで、学校英語で強制的に覚えさせられたことを、一つ一つ解きほぐして理解させてくれます。どうして、上はダメで、下がマルなのか、この本を読めばわかります。

本の約3分の1を時制の説明に費やしているので、ここまで説明してもらえば、さすがに時制への理解が進みます。

仮定法がなんとなくわかった

勉強を再開して、ここがさっぱりわかりませんでした。入試英語でも出てきたのでしょうが、勉強した記憶がありませんでした。

この本で仮定法が理解できても、仮定法は様々な形で出てきます。私は現在英文解釈に特化して勉強中ですが、まー、色々な仮定があること、あること、、。

根っこは一緒だと思いますので、概念はこの本で学べると思います。後は、実践で色々な仮定の使われ方に出会い、慣れることが必要かもしれません。

まとめ(この本の次は)

この本に書かれていることがわかったら、問題を繰り返し解いてみましょう。

私はやり直し英語をスタートさせて3年目に突入していますが、文法の参考書はこの本だけしか読んでおらず、分厚い文法書には取り組めていません。それでもTOEICの点数は800点を超えました。

今は英文解釈の学習に集中しているため、文法とは無縁ではないのですが、今のところTOEICの試験勉強で覚えた英文法と、1年間聴き続けたラジオ英語講座で学んだ英文法で何とかなっています。それでも力不足は明らかですので、いつかは網羅的に本格的な文法書に取り組んでみたいと思っています。

もしTOEICの結果を求めるのであれば、問題を解いてみて、「理解できなかった時」に別の参考書を探すくらいで丁度いいと思います。この本と、『文法特急』を頑張り、公式問題集を繰り返し解けば、TOEICの文法問題はそこそこ戦えます。短期間で結果を出したければ実践重視でいきましょう。

 
ここまでお読みくださりありがとうございました
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